映画『東京島』‐感想

感想

 究極のエコ生活は…コワい? 桐野夏生原作の「東京島」。実はこれ、昭和25年に実際起きた「アナタハン島事件」がモデルだといわれています。無人島に流され、そこでの生活を余儀なくされるのは、なんと31人の男と1人の女性、清子、バナナを食べ、海辺で自然生活をするその様は究極のロハスです。

 島に目印としてはためく清子のエルメススカーフの美しいこと。設定だけを見て、「男たちに囲まれ、恐怖におののく清子」ってな展開を思い浮かべた人も多いのでは。とーんでもありません(^一^)土壇場になると強いのはオンナ(笑)。

 清子はなんと、性を武器に、男どもを手玉にとって女王化していくのです、すごいわー。もちろん、清子の取り合いで段々物騒な状況になっていくのですが。そんな愛憎のストーリーももちろん面白いけれど、「もし無人島に流れ着いたら?」

 という事を想像するにはとってもいい映画です。「あるわけないよ、」ではなく、この時代、何事においても危機感をもってイメトレしておくのは非常に大事かと…。

 昔、アニメで「不思議な島のフローネ」というのがありましたが、一家で無人島に流され、火をおこしたり、食べものを取ったり、全部自分達でしなければいけないのです。

 病気になったら? 家はどうやってつくる? 平和ボケ、便利ボケになった私達の緩んだ心をシャンとさせるにはちょうどいい映画かもしれません…

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